漠然と自動車購入を考えているけれど、購入するときの流れや手続きってどうすればいいんだろう?
そんな疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。
そこでこちらでは、新車、中古車に分け、購入の流れや手続きについて見ていくことにしましょう。
自動車購入の流れ 新車編
まずは新車の購入の流れなどについて見ていきましょう。
・駐車場を確保しよう
まだ車種は決まっていなくても確実に自動車を購入することが決まっている場合には、早めに駐車場を探しておきましょう。
自宅に駐車スペースが確保できる場合は問題ないですが、駐車スペースが確保できない場合や、賃貸住宅に住んでいる場合などには、駐車場を借りる必要があります。
自宅から2km以内の駐車場でないと車庫証明書が取れないため、自宅からなるべく近い駐車場を確保するのが望ましいでしょう。
今乗っている車を下取りに出す場合、中古車販売店で査定をしておく
今乗っている車を下取りに出す場合、ディーラーに言われた金額で下取りをしてもらうと、損をしてしまうこともあります。
そのため前もって、中古車販売店などで無料査定を受けておくのがおすすめです。
できれば、複数の中古車販売店で無料査定してもらうのが望ましいでしょう。
これでおおよその相場が分かれば、ディーラーで下取りしてもらう場合に価格の交渉がしやすくなります。
車種を検討し、ディーラーへ行く
欲しい車種が決まったら、その車種を扱うディーラーへ出向きましょう。
どの車種を買うかが完全に決まっている場合には最初からディーラーでその旨を話しても良いかもしれませんが、それでは値引きが期待できません。
値引きしなくても買ってもらえると思わせないために、最初は欲しい車種をはっきりと告げないほうが良いでしょう。
できるだけ安く買うためには、「他社の○○(競合車)が本命だけれど、こちらも気になっているので見に来ました」など、値引きをしなければ買ってもらえないかも?とディーラーに思わせる駆け引きをするのもポイントとなってくるでしょう。
ディーラーで商談、契約
車種が決まったらディーラーで数回にわたって交渉を重ねます。
実際に試乗をさせてもらったり、価格についての交渉をしたりして、見積もりに納得ができれば契約という流れになります。
契約時には実印や印鑑証明書など、必要なものを事前に確認して忘れずに持参しましょう。
内金が必要な場合には、それも用意しておきます。
納車
通常、契約から2〜4週間程度で納車となることが多いです。
ただし人気の車種の場合には時間がかかることもあります。
自動車購入の流れ 中古車編
続いて中古車について見ていきましょう。
駐車場を確保しなければならないという点や、今乗っている車の査定をしてもらっておいたほうが良いという点は新車購入の時と同じため、省略させていただきます。
希望の車種、予算を絞り込み、複数の中古車販売店へ
まずは予算を決め、それに合った車種を絞り込んでいきましょう。
中古車を買うなら、状態の良いものを出来るだけ安く買いたいですよね!
中古車は一台一台走行距離や状態などが違うため、一つの中古車販売店で決めてしまわず、複数の中古車販売店で探すことをおすすめします。
車種が決定したら、複数の中古車販売店で見積もりを出してもらいます。
中古車の値引きをしてもらうのは難しいかもしれませんが、他の中古車販売店の見積もりなどを引き合いに出すと交渉がうまくいく可能性があるでしょう。
契約
交渉がうまくいき購入が決まったら、いよいよ契約です。
契約時には実印や印鑑証明書など、必要なものがいくつかあります。
事前中古車販売店に持ち物を確認しておくとスムーズです。
納車
中古車販売店の指定する日時に、車を受けとります。
自宅から遠い中古車販売店で購入した場合には、自宅に車を届けてもらうこともできます。
しかし届けてもらう場合には通常、費用がかかります。
どのくらいの費用がかかるのか、事前に確認しておくのが望ましいですね。
節約したい場合には、自分で取りに行くことも検討しましょう。
いかがでしたでしょうか。
どのような車が好みなのか、ご自分のライフスタイルにマッチしているか、維持していけるか・・・さまざまなな面から検討して、車種を決めましょう。
新車購入、中古車購入の際の商談は、1〜2か月程度かけてじっくり行う方が多いようです。
時間に余裕がないとしっかりと交渉などをせずに決めてしまう事にもなりかねませんから、日程に余裕を持って商談を行っていきたいですね。