低金利でおすすめの銀行マイカーローンを解説

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銀行マイカーローンは低金利でおすすめ!どれぐらい安くなるか

 

車の購入資金や車検費用など、まとまったお金が必要な時に頼りになるマイカーローン
近年、取り扱う金融機関が増えてきており、どのローンを契約すればよいのかを消費者自身がしっかりと検討してかなければなりません。

 

今回は、銀行が商品として出しているマイカーローンについて、メリット・デメリットも含めて解説していきます。

車関係でお金を借りるときの3種類のローン

 

目的別ローン
(マイカーローン)

@ディーラーローン
A銀行マイカーローン
使いみち自由なローン Bカードローンやフリーローン

※銀行以外にも一部、マイカーローンを提供する金融機関あり

 

まず、金融機関からお金を借りる時には「目的別ローン」「資金の使途は自由なローン」という2つのローンから選んでいく必要があります。

 

前者は、住宅ローン・教育ローンといった特定の目的のためのローンで、車購入の目的ローンがマイカーローンとなるわけです。
比較的、金利は安いですが、資金の使用目的を証明するための書類を用意する必要があります。

 

後者は、明確な目的は必要なく、借りたお金を生活費や娯楽費などに自由に利用できるローンとなります。
一般的にカードローンと呼ばれるもので、金利は平均して14%〜18%と高めに設定されていますが、申し込みは楽でスピーディーです。

 

「目的別ローン」のひとつであるマイカーローンは更に2つの種類に分類され、それぞれ「ディーラーローン」「銀行マイカーローン」と呼ばれています。

 

ディーラーローンとは、車の販売を行っている正規ディーラーや中古車販売店などの店頭で購入時にローン契約をする方法です。
銀行マイカーローンとは、車を買う場所とは別で、銀行と直接ローン契約を結ぶ方法になります。

 

ディーラーローンでは、わざわざ銀行に出向かなくてもローン契約を結ぶことができる手軽さ、車のオプションなどの特典を受けることができる点がメリットで、従来は非常に多くの人が利用していました。
車をローンで買うならディーラーローンが、かつての定番だったと言ってよいでしょう。

 

しかし近年では、自分で手続きをする手間こそかかるものの、金利が安い銀行マイカーローンがお得だと考える人が増え、多くの銀行がマイカーローンを商品として提供しています。

 

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銀行マイカーローンってどんなもの?

 

上述したように銀行マイカーローンとは、契約者本人が自分で契約する銀行を選択してローンを組むものです。
ディーラーローンとの一番の違いは、『車の所有権が最初から自分のものとなる』という点。
ディーラーローンは車体の代金を分割して支払っていく仕組みなので、車の所有権はディーラー側にあり、完済して初めて自分名義の車となります。
しかし銀行マイカーローンを契約すると、そのお金は銀行が一括でディーラーに支払ってくれます。
ディーラー側は一括払いで購入してもらったことと同じ手続きを踏んでいくため、当然、車の所有者は契約者本人です。
その後ローン契約者は、肩代わりしてもらったお金を分割して銀行に返済していくシステムです。

 

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銀行マイカーローンの利用の流れ

まずは数ある銀行の中から、どこの銀行のマイカーローンにするかを選びます。
金利手数料のチェックはもちろんですが、利用範囲が車体の購入代金だけなのか、オプション品購入や車検代、修理代金にも適用できるのかなど、各銀行によって異なる条件をしっかり比較しましょう。
条件が良い地方銀行などでは、申し込み対象となる人の居住地などに制限がある場合もあるので要確認です。
当サイトのトップページで行っているマイカーローンの比較も参考にしてみてください。

どの銀行で申しこむかが決まったら、今現在の車の状況を改めて確認しましょう。
見積まで出せそうなのか、車種だけ決まっているのか、車種もまだ検討中なのかといった具合です。
たいてい、車種やだいたいの金額がわかっていれば仮審査を行うことができますが、ローンによっては具体的な金額が決まっていないと申し込みができないことがあります。

申し込みは、インターネットからできるものがほとんどで、必要事項を入力して仮審査を受ける形となります。
仮審査を通過することができた場合、必要書類を提出しての本審査となります。
各銀行によっても異なりますが、一般的には以下の書類が必要となることが多いでしょう。

・本人確認書類(運転免許証やパスポート・健康保険証など)
・契約する銀行の印鑑や通帳・キャッシュカード
・収入証明書のコピー(直近の源泉徴収票や納税証明書・給与明細書など)
・必要な資金の見積書や車体購入の契約書

場合によっては、以下のものも必要となることがあります。

・連帯保証人に関する書類
・配偶者の収入証明書
・特別永住者証明書

この中で、見積書や契約書はディーラーに発行してもらう必要があります。
仮審査を受ける前でも良いので、銀行マイカーローンを利用して車体購入を検討しているということに関しては、早めにディーラーに伝えておきましょう。
仮審査を通過することができたら、ディーラーに見積書や契約書を発行してもらい銀行に提出します。

本審査を通過できれば、正式な契約となります。
申し込みから、審査完了までは最短でも1週間以上かかります。
中には1ヶ月弱かかるところもあるでしょう。
そのため、納車したい日にちに合わせてあらかじめ早め早めに行動する必要があるのです。

 

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審査は厳しい?審査通過のポイントを覚えておこう

銀行のマイカーローンは、他のローンと比べて審査が厳しいといわれています。
なぜ、審査が厳しいといわれているのかについて考えてみました。

 

担保がない

ディーラーローンは車そのものを担保として契約を結ぶため、もし返済が滞ってしまっても車体の回収という最終手段があります。
しかし銀行マイカーローンでは車体の所有権が銀行にないので、無担保ローン扱いとなります。
一般的な無担保ローンは金利が高めですが、銀行マイカーローンは無担保にも関わらず金利が低い為、お金を回収できないと銀行側は大きな損害を受けてしまいます。
そこで、審査は慎重に行われていると考えられます。

 

需要が多い

近年では、マイカーローンに限らず様々なローンを銀行で契約したいと考える人が増えてきています。
従来、お金を借りるというと消費者金融・車のローンはディーラーローンといったイメージが中心で、銀行で個人がお金を借りるという考えは浸透していませんでした。
銀行というと、企業など法人向けのローンのみを行っており審査も手間がかかるという印象が強かったのでしょう。
しかし、近年では「銀行のローンは低金利でお得!」と多くの人が認識し始め、お金を借りるなら銀行で・各種ローンも銀行で、と銀行でお金を借りる人が増えているのです。
銀行側としても、多くの需要があればその中でも返済能力が高そうな人に貸したいと考えるものです。
多くの人が利用したいと希望する分、申し込み者が増え、審査のハードルが上がっていると考えられます。

 

審査を厳格化するよう政府が通達した

クレジットカード会社や消費者金融といった金融機関が「貸金業法」という法律のもとで営業している一方、銀行は「銀行法」のもと運営されており、守るべき法律が異なります。
貸金業法では「年収の1/3以上のお金を貸してはならない」という総量規制があるので、専業主婦など収入がない人はお金を借りることができず、年収が低い人は大きい金額を借りることができませんでした。
しかし、銀行法にはそのような決まりがないので、銀行によるカードローンや各種ローン商品の提供はどんどん盛んに。
これにより、借りすぎや返済不能といったトラブルも続出しました。
そこで政府は、ローンの審査をもっと厳重に行うよう、すべての銀行に通達を出しました。
そのため、銀行のカードローンやマイカーローンをはじめ各種ローンの審査は以前と比べてハードルが上がってしまったのです。

 

 

以上、「銀行マイカーローンは審査が厳しい」といわれる背景を考察してみましたが、実際のところ、どの銀行も明確な審査基準は公表していません。
「審査が厳しい」というのはあくまでも個人の主観や傾向が元であり、数値化された明確な調査結果はないのです。

 

口コミサイトなどを見ても、審査に無事通過できたという口コミは多く、申し込みを諦めるほどのものではないことがわかるでしょう。
そもそも、あまりに厳しい審査をしていたら人気を得られるはずはありません。
自分が計画的な利用ができるかどうか、検討だけでもしてみることをおすすめします!

 

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銀行のマイカーローンは本当に安い?計算して比較!

金利比較

ディーラーのマイカーローンの金利は平均して4.0%〜8.0%といわれています。
実際には、店舗や購入車種などのよって大きくパーセンテージが変化しますので利用を希望する場合には担当者に直接問い合わせる必要があります。
これに対して、銀行マイカーローンの金利は平均して2.0%〜3.0%低めに設定されています。
金利のパーセンテージだけ見ていてもよくわからないので、実際に金額を計算して比較していきましょう。

 

例えば、

・車体価格200万円
・5年(60ヶ月)返済
・ボーナス払いなし
・頭金なし

でマイカーローンを組むとします。
(計算しやすいようにボーナス払いと頭金をなしにしましたが、少しでも支払っておくと早期完済につながるので無理のない程度に支払うことをおすすめします!)

 

日産とマツダのディーラーローンの金利が共に5.9%なので、これを基準としましょう。
銀行マイカーローンから「三菱UFJ銀行のネットDEマイカーローン」「静岡銀行のしずぎんマイカーローン」を選出し、資金の使途が自由な「アイフルのカードローン」を加えた4パターンを比較します。

 

【200万円のローンを5年で返済】

金利(上限) 返済総額
ディーラーローン 年5.9% 約231万円
三菱UFJ銀行マイカーローン 年2.45% 約213万円
静岡銀行マイカーローン 年3.4% 約217万円
アイフル 年18.0% 約304万円

※すべて上限金利が適用されたと仮定して計算、千単位切り捨て

 

これらを見てわかるように金利の高いアイフルと目的別の上3つのローンとでは、トータルで支払う金額に大きな差が出ていることがわかります。
また、ディーラーローンとその下2つの銀行マイカーローンにも大きな差が生まれていることが見てとれるでしょう。
利息のパーセンテージだけみると少しの違いでも、200万円という大きな金額を借り入れるとなれば、大きな差に膨れ上がるのです。

 

逆に、銀行マイカーローンの安さには目を見張るものがあります
↑表のマイカーローン名から個別の解説ページにジャンプできるので、詳細が気になる人はぜひご覧くださいね。
※三菱UFJ銀行マイカーローンの解説ページは現在準備中です

 

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銀行マイカーローンのメリット・デメリットをおさらい

さいごに

 

銀行マイカーローンがいかに安いか、お分かりになったと思います。
最後に、銀行マイカーローンのメリットデメリットをおさらいしておきましょう。

 

《メリット》
・金利が安い
・車の所有権が自分にある

 

《デメリット》
・ディーラーローンより審査が厳しいといわれている
・銀行を選び、手続きする手間がかかる

 

お金を借りるとき、金利は無視できません。
車の購入という大きな金額をローンで支払う際にはこの金利が少し違うだけでもトータルで見ると大きな違いへと繋がってきます。

 

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手続きでわからない点があれば、銀行側に質問して丁寧な説明を受けられますし、最近はネットで簡単に、来店せず契約できる銀行マイカーローンも多いです。
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