車(新車)を安く買いたいなら3月の決算の時に・・・などとよく言いますよね。
なぜ3月なのかというと、ディーラーは決算月に車をたくさん売りたいと考えており、3月の年度末決算の時には、比較的値引き交渉に応じてもらいやすくなるためです。
ですから、年度末決算期の3月や中間決算期の9月などには、新車がたくさん売れます。
新車がたくさん売れるということは、新車を買った方が今まで乗っていた車が下取りに出され、中古車が多く出回ることになりますよね?
つまり、3月の年度末決算や、9月の中間決算の後、4月や5月、10月や11月といった時期には、中古車がたくさん市場に出回るわけです。
そのため年度末決算期、中間決算期の後を狙えば、中古車を安く手に入れることができる可能性が高まるかもしれません!
特に急ぎではないという人は、年度末決算期、中間決算期などの後を狙ってみましょう。
欲しかった車種がお得な値段で見つかるかもしれませんね。
欲しかった車がモデルチェンジする。
そんな時は、欲しかった車種を中古で安く買うチャンスかもしれません。
自分の好きな車種のニューモデルが出れば、そちらに買い替えるという人もいらっしゃいます。
ニューモデルを買った方たちが今まで乗っていたモデルチェンジ前の車を手放せば、それが中古車として出回りますよね。
そのうえニューモデルが出たことによって、それまで最新モデルだったものが「旧型」となってしまいますから、価格が安くなることが期待できるかもしれません。
狙っていた車がモデルチェンジによって旧型になることによって、さほど古くない年式で走行距離も少なめのものが、今までよりお得に買える可能性も出てくるでしょう。
このタイミングを逃す手はないですよね!
日ごろから、欲しい車種のモデルチェンジなどの情報をチェックしておくようにしましょう。
ただし、モデルチェンジすれば旧型が必ず安くなるとは限りません。
デザイン的にニューモデルよりも旧型の方が人気があった場合などには、安くならない可能性もあるので注意が必要でしょう。
同じような年式の同じ車種でも、装備がたくさんついている中古車の方が値段が高くなることが多いです。
また、同じ年式、同じ車種であっても、人気の色はどうしても値段が高くなってしまいます。
ですから中古車を安く手に入れたい方は、あまり人気のない色や、装備のさほどついていない車を選んでみるのも一つの手かもしれません。
色や装備に関してなるべく妥協できる点は妥協をし、こだわりを捨てて選択肢を広げることにより、中古車を安く手に入れるチャンスが広がりますよ。
いくつかの中古車販売店で見積もりを出してもらうと、値引き交渉が有利になる可能性があります。
新車とは違って中古車はそれぞれ状態が違いますが、「他でも同じ車種の見積もりを出してもらった」「条件が良い所で買おうと思っている」などということを伝えれば、値引きを考えてもらえる可能性も十分あるでしょう。
中古車販売店としては、やはり自分のところで買ってもらいたいと考えるからです。
いくつもの中古車販売店で見積もりを出してもらうのは面倒ではありますが、少しでも中古車を安く買うために、ここはちょっと頑張りましょう!
見積もりを出してもらったら、見積書の内容をよくチェックしましょう。
各種「手数料」や「代行費用」などが含まれていると思います。
これは車庫証明や各種書類などの提出や受け取りにかかる手数料となりますので、提出や受け取りなどを自分で行うことによって、かかる費用を値引きしてもらえる可能性があります。
見積もりを良くチェックし、これはカットしてもらえるかも?と思えるものがあったら、中古車販売店の販売員に問い合わせてみましょう。
中古車そのものを安くしてもらうのももちろん大事ですが、今乗っている車を少しでも高く買い取ってもらうことも大事となってきます。
中古車を直接安くしてもらうこととはちょっと違いますが、今乗っている車が高く売ればそれだけ手元に入るお金が大きくなりますから、その分を中古車の購入の回すことができるでしょう。
もちろん、中古車そのものも安くしてもらえて、さらに今まで乗っていた車が高く売れたら・・・それが一番ですけどね!
車を下取りしてもらう時には、ディーラーだけではなく複数の中古車買い取り業者に査定をお願いしましょう。
どうしても安くして欲しいけれどなかなか思うようにいかず、半ば強引に値引きをお願いしてしまう方もいるかもしれませんね。
確かに、世の中には上手に値引きをしてもらってお得に中古車を手に入れている方もいらっしゃいます。
だったら自分も!安く手に入れている人がいるなら、自分がちょっとくらい値引きしてもらったって罰は当たらないだろう・・・。
そう思ってしまう気持ちも分かります。
しかし、中古車販売店の販売員がお客様相手に失礼な態度を取れないのを良いことに、言いたい放題やりたい放題というのはいかがなものでしょうか。
販売員だって生身の人間です。
やはり、強引な値引き交渉ばかりされては、内心あまりいい気はしないのではないでしょうか。
こんな図々しいことを言ってくる人に安く売りたくないな・・・と思われてしまうかもしれませんよ。
安くしてもらいたい気持ちは分かります。
でも、あまりにも露骨で強引な値引き交渉はやめておいたほうが良いでしょう。
もしあなたが中古車販売店の販売員なら、どんな人に値引きをしてあげたくなりますか?
強引な態度で値引き交渉をして来る客に、値引きをしてあげたいとは思えないですよね。
値引き交渉を行う際には、あくまでも紳士的な態度に徹するようにしましょう。
その方が結果的に、効果的な値引き交渉ができると思います。
ディーラーや販売店などで組む自動車ローンは、実は新車を買った場合と中古車を買った場合では金利が違うことがあります。
中古車を買った方が、金利が高くなってしまうのです。
これって、なんだか納得いかなくないですか?
なぜ中古車だけ高い金利を払わなければいけないのか。
じゃあ、中古車をやめてちょっと安めの新車にしておいた方がお得なのかな・・・などと考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
でも、せっかく条件に合ういい中古車が見つかったという人にとっては、それを諦めて新車購入を検討するいうのもなんだか残念な話ですよね。
また、今は製造していないモデルの車がどうしても欲しくて中古車で探しているなどという人にとっては、それを諦めて新車にするという選択は難しいのではないでしょうか。
でも安心してください!
銀行などの金融機関が扱っているマイカーローンの場合には、通常新車、中古車で金利の違いはありません。
実はディーラーや販売店などでローンを組むと、ローンを返済し終わるまでは車の所有権はディーラーや販売店となります。
しかし金融機関のマイカーローンなどの場合には、車購入と同時に所有権が自分に移ります。
この点も、金融機関でマイカーローンを組むメリットと言えるのではないでしょうか。
自動車ローンをは数年にわたって払い続けるわけですから、金利って意外とバカにできませんよね。
中古車でも新車を買ったときと金利が変わらず、できるだけ金利の安い金融機関のマイカーローンを利用することも、お得に中古車を買うコツの一つと言えるでしょう。
中古車の値引きは簡単ではなさそうですが、安くなりそうな時期を見極めたり、自分で出来そうな手続きの手数料をカットできないかどうか交渉したり、複数の中古車販売店で見積もりを出してもらうことなどによって、安く買える可能性はあります!