日産フィナンシャルサービスの金利と審査基準。車をローンで安く買う方法
これから日産の車を購入し、ローンを組みたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
日産自動車でディーラーローンを利用するときには日産のローン会社「日産フィナンシャルサービス」のオートクレジットや残価設定型ローンを利用することになります。
日産フィナンシャルサービスは、
・株式会社日産クレジット
・株式会社日産カーライフネットワーク
・日産カーリース株式会社
が合併して2000年7月に生まれた会社です。
こちらでは、日産フィナンシャルサービスでローンを利用する際に気になる金利や審査基準などについてお話していきましょう。
日産フィナンシャルサービスでローンを組んだ場合の金利はどのくらい?
日産の車を購入したいけれど、現金一括で買うのは難しい。そのような場合には、ローンを組んで買う必要があります。
日産の車をローンで買うなら、日産フィナンシャルサービスでオートローン(オートクレジット)を組むのが便利です。
日産フィナンシャルサービスでローンを組んだ場合、金利がどのくらいになるのかという点は気になるところではないでしょうか。さっそく金利について見ていきましょう。
日産フィナンシャルサービスのオートローンの金利は?
日産フィナンシャルサービスのオートローンの金利は4.9%となっています。(2018年8月現在)
ディーラーローンは地域やそれぞれの販売店などによって金利が違うことがありますが、日産フィナンシャルサービスのローンは一律となっています。分かりやすくていいですね。
特別金利が実施されることもある
日産フィナンシャルサービスのオートローンでは、さらに金利がお得になるキャンペーン(特別金利)を実施していることもあるのでこまめにチェックしてみましょう。
例えば、残価設定型クレジットで対象になる車種を購入すると、金利が安くなるサービスなどを実施していることがあります。
現在は、以下の内容で特別金利を実施中です。
金利 |
対象車種 |
---|---|
1.9% |
・セレナ |
2.9% |
・エクストレイル |
金利が1.9%、2.9%というと自動車ローンの中でもかなり低い金利なので、購入予定の車がちょうど特別金利になっている場合には利用したいですね。
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日産のオートローンの審査って厳しいの?
日産フィナンシャルサービスでオートローンを利用したいけれど、そもそも審査に通るかどうかが不安だという人もいると思います。日産のオートローンの審査は厳しいのかどうか気になりますよね。詳しく見ていくことにしましょう。
日産のローンの審査甘い?
日産フィナンシャルサービスのオートローンをはじめとするディーラーローンの審査は、一般的には甘めだと言われています。
自動車ローンと言えばディーラーで組むディーラーローンのほかにも、銀行などで組むマイカーローンがありますよね。銀行のマイカーローンの場合には勤続年数や年収などに条件が設けられていることもあり、年収や雇用形態、勤続年数によっては審査に落ちてしまうことも考えられます。
しかし、日産フィナンシャルサービスのオートローンや一般的なディーラーローンの場合には、銀行のマイカーローンに比べて審査に通りやすくなっています。
やはりディーラーとしても車が売れないのは困るので、ローンに関してもある程度融通を利かせてくれるのかもしれません。
また、ディーラーローンはローンの支払いが終わるまで、車の所有権は販売店やローンを組む信販会社などにあります。そのため、いざローンが払えないとなったら車を担保にすることができるという点も、ディーラーローンが銀行の自動車ローンよりも審査が甘めな理由と言えるでしょう。
ですから、審査に自信がない人の場合、銀行のマイカーローンを選ぶよりもディーラーのオートローン(日産フィナンシャルサービスのオートクレジット)を選んだほうが可能性は高いと言えます。
しかも、ディーラーローンは審査が早いうえに、面倒な手続きもディーラーに任せることができるというメリットがあります。面倒なことが苦手だという人は、やはりディーラーローンを選ぶのが良いかもしれませんね。
日産のローンには保証人が必要?
車のローンを組む際、基本的に保証人は必要ありません。しかし、もう少しで審査に通りそうな場合や未成年の場合などには、保証人をつけると審査に通ることがあります。
保証人は、未成年の場合には親など親権者がなることが一般的なようです。
日産のローンは中古車でも使える?
日産のオートクレジットは新車のみならず、中古車にも使うことができます。
分割払いをする場合、新車は3回〜72回払いですが、中古車の場合には3回〜60回となっています。
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日産のローンシミュレーションを利用してみよう
日産でローンを組みたいなら、何回払いにすると月々どのくらいの返済額になるのか、支払いの総額がいくらくらいになるのかなどを計算して把握しておいた方が安全です。
しかし、なかなか自分でローンの計算をするのは難しいですよね。
そこで利用したいのが、ローンシミュレーションです。
日産フィナンシャルサービスのクレジットシミュレーションでは、
・月々の支払いの負担が少ない残価設定型クレジットのシミュレーション
・一般的なローンの支払回数を指定したシミュレーション
・月々の支払額を指定したシミュレーション
ができます。
買いたい車種やグレードを選んだうえでの細かいシミュレーションが可能です。
さらに頭金や下取り価格を入力することもでき、その分の金額を引いたうえでの月々の支払額、支払い回数などを把握することもできますよ。
もしもシミュレーションをしてみて、どうしても支払いが厳しそうだという場合には、もう少し車のグレードを下げてみる、違う車種にしてみるなど、さまざまな検討が可能です。
どうしてもグレードを下げたくない場合には、もう少し頭金が貯まってから購入を検討するなどしましょう。
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日産オートクレジットの審査に通らない人の特徴は?
日産フィナンシャルサービスのオートクレジットは、比較的審査に通りやすくなっています。そのうえ手続きもディーラーに任せることができるため、手軽にローンを組めます。
しかし審査に通りやすいディーラーローンでも、審査落ちしてしまう人は一定数います。どのような人が審査に落ちてしまうのか特徴を見てみましょう。
クレジットカードやカードローンなどで延滞がある
ディーラーローンの審査時にも、信用情報機関の情報をチェックされます。信用情報機関には、私たちがクレジットカードやカードローンなどを利用した履歴、つまり「クレジットヒストリー」が記録されています。
クレジットカードやカードローンなどの返済の遅れがあると、信用情報機関にその記録が残ります。約2〜3ヶ月以上の遅れがあるという場合は、俗にいう「ブラック」の状態になっていることが考えられ、日産のオートクレジットの審査に落ちてしまう可能性があります。
過去に2〜3ヶ月以上の延滞をしたことがあり、すでに延滞が解消をしていても、解消してから5年程度は信用情報機関に事故情報が残っていることがあります。
その間は、日産オートクレジットの審査に通らないかもしれません。
カードローンなどの借り入れが多い
延滞をしていなくても、年収に対してカードローンなどの借入額が多い場合、日産オートクレジットの審査に通らない可能性が高いです。
借入が多いだけではなく、借り入れの件数が多い場合にも審査落ちする可能性があります。
また、短期間のうちにたくさんのクレジットカードやカードローンなどに申し込みをしている場合にも、審査に落ちてしまう可能性があるでしょう。
年収に対して借入希望額が多い
年収が少ない、勤続年数が少ないという場合でも、借入額によっては審査に通ることがあります。しかし、年収に対してあまりにも借入希望額が多い場合には、審査に通らないかもしれません。
審査に通りそうにない場合には、頭金を増やす、グレードを下げるなどの対策が有効な可能性もあります。
債務整理をした
自己破産をした場合には10年程度、任意整理をした場合には5年程度は信用情報機関に事故情報が残り、いわゆるブラックと呼ばれる状態に。その間は、日産オートクレジットの審査に通らない可能性があります。
信用情報から債務整理の情報がいつ消えるかは、それぞれのケースによって異なります。まだブラックのままなのか、もう事故情報が消えているのかを知りたい場合には、信用情報機関で情報開示をしてみましょう。日本にある3つの信用情報機関全てで情報開示をしても数千円で済みます。
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日産オートローンの種類は?
日産カーローンのクレジットは、月々の返済額を抑えたい人、月々の支払額は多めでも購入にこだわりたい人、税金の支払いや車検などが面倒な人……など、それぞれのニーズに合わせて選ぶことができます。
日産のクレジット、リースの種類を見ていきましょう。
ニッサンオートクレジット
契約期間は3回〜72回(中古車の場合には3回〜60回)
毎月定額を支払う均等払いやボーナス併用払い、希望する支払額に合わせた期間が設定できるJプラン、支払額と期間を自由に設定できるフリータイプなど、豊富な支払方法があります。ライフスタイルに合わせて選ぶことが可能です。
残価設定型クレジット
車の数年後の残価を設定し、それを差し引いた分だけを分割払いで返済していくローンです。そのため月々のローンの支払いが少なく済みます。
最終回の支払い時の選択肢は以下のとおりです。
・新車に乗り換える
・車を返却する
・車を買い取る
ライフスタイルに合わせて車を乗り換えたい方にも便利なクレジットです。
残価が保証されているため、最終回後に売却する場合にも安心できます。
日産マイリースプラン
車は日産が買い取り、それを一定の期間、一定の金額でリースするという人法です。車両価格から残価を引いた分が利用者の負担となります。
その金額に、税金や保険料、その他の諸費用などを加算し、月々の支払額が設定されます。
リース期間が終わった後の選択肢は以下のとおりです。
・新車に乗り換える
・車を返却する
・再リースする
・リースした車を購入する
税金の支払いやメンテナンスなどを任せることができるため、手間を省きたい人に便利です。
ニッサンまいらいふクレジット
車は購入する時だけではなく、購入後にも車検や修理などに費用がかかります。
ニッサンまいらいふクレジットは、日産での車検、修理、整備、部品などの代金に利用できるクレジットです。
3万円〜50万円までの融資を受けることが可能で、支払額は月々3,000円以上となります。3回〜36回までの分割払いとなります。
ここまで、日産フィナンシャルサービスの金利や審査基準などについてお話してきました。
日産フィナンシャルサービスのオートクレジットの審査は比較的通りやすいため、審査に不安がある人も利用しやすいと言えます。審査に落ちてしまいそうな状況でも、保証人をつけるなどの提案をディーラーからしてもらえる場合もあるため、ローンを組める可能性は高いと言えるでしょう。
それでも、信用情報機関に金融事故の情報が載っている人(延滞がある、債務整理をしたなどいわゆるブラックの人)は審査に落ちてしまうことがあるので注意してください。
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